都立竹早高校合格のS君
過去問の反復演習が自信の源に。
内申点をものともせずに、都立合格の逆転勝利!
都立竹早高校合格体験記
私が都立高校の受験勉強で特に力を入れたことは、都立の過去問や都立そっくり模試(V模擬など)の過去問をとにかく数多く解いたことです。これによるメリットは3つあると私は考えています。
まず1つ目に、自分の弱点や、理解が不十分な部分を、見つけやすいという点です。入試問題というのは、1つのテストに、数多くの単元の問題がつまっています。ですから、「自分の苦手分野がどれなのかが分からない」とか「何を勉強したらいいのか分からない」などといった時に、入試問題の演習をすることは、自分が今どの分野を勉強する必要があるのかを知ることができるのです。演習中に間違えた問題があった場合は、その問題の解説を読んで終わりにするのでなく、その分野をもう1度自分のテキストで復習してみてください。きっと得点力向上につながると思います。
2つ目は、問題の形式に慣れることができるという点です。都立の入試問題は、毎年似たような形式のテストであることが多いです。例を挙げるとすれば、理科の最後の大問は、物理の分野の問題が出る、とか。何回も入試演習をしておき、テストのだいたいの形式を把握しておくことができれば、本番の緊張しそうな時でも、安心してテストに取り組めるはずです。
そして3つ目は、自信をつけやすい、という点です。どういうことかといいますと、入試演習をやるということは、当然、100点満点で、自分の点数が出ます。また、その点数は、入試演習をくり返し、苦手な分野の復習をくり返す間に、少しずつ上がっていくはずです。つまり、この分かりやすく目に見える自分の成長が、大きな自信につながっていくのです。先に言っておきますが、この“自信”が案外最も大切。なぜなら、自分が本番で緊張した時。時間が足りないかも、と思った時。分からない問題が出た時、に頼ることができるのは、自分の中にある自信だけですから。自信はできるだけ持っておきましょう。
以上の3つの点から、私は入試演習を受験生である皆さんに強くおすすめします。しかし覚えておいていただきたいことが1つ。これら3つのメリットは全て、基本がしっかり身についていることを前提としています。いくら入試演習をしたところで基本ができていなければ得点が上がることはありません。それだけは忘れないでください。
そして最後に。私は実は素内申が33、換算内申が49とそれほど高くありません。というか竹早高校をこの内申で受けた人はほとんどいないだろう、くらいの感じです。しかしそんな私が竹早高校を受験すると言い出した時、室長の関谷先生やその他担当の先生方は「心配だなぁ…」と小言を言いながらも、最後まで全力でサポートしてくださり、決して志望校を変えさせられることはありませんでした。プラドアカデミーにはそのような素晴らしい先生がたくさんいらっしゃいます。ですから「内申が低いから僕はこの学校は無理だな」などという姿勢ではなく、むしろ「この内申でもし俺合格したら天才じゃね?」くらいの勢いで内申に臆することなく、プラドアカデミーでのびのび勉強して、ぐんぐん成績を上げて、そして志望校に合格してください。とはいえまぁ、内申点を高くとっておくことに越したことはないのですが。(2017)