小石川中等教育学校合格のK君
個別指導ならではのピンポイント指導。 そのお陰で、本番もあせらずに試験に臨むことができました。
小石川中等教育学校合格体験記
僕がプラドアカデミーに入塾したのは五年生の春で、当時は難しい問題に触れる機会として通塾していた。そのため、詰め込みではなく、ゆるゆると小学校で習う範囲を進めていた。
そのようなところから本格的に中学受験へ方向を変えたのは六年生の春であった。周りは四年生のときから受験に備えている子が多く五、六年生からの子はほとんどいないためおよそ二年遅れるという、かなり厳しいスタートとなった。そんな中から小石川に合格できたのは、個別ならではのピンポイント指導があったからである。
塾で勉強を進めるうちは、僕の苦手な部分は主に2つあること気が付いた。まず1つは作文だ。作文の中でも特に苦手だったのが、文章構成と具体的な体験例を入れることであった。とにかくたくさんの作文を書くうちに文章構成は上手くなり、冬期講習前には骨組みが形になってきた。しかし、具体的な体験例の入れ方はなかなか上達せず、冬期講習が始まっても課題であった、そこで家にあった問題集を解き進め、それに付いている解答例を何度も読み返した。
また、国語担当の野本先生は、何度も根気強く教えてくれ、課題を着実にクリアできるようにしてくれた。その結果冬期講習前までずたずただった文章力がめきめきと付き、冬期講習後にはかなりまともになっていた、その後、言葉の付け外しや使い方などの細かい指導を受け、受験の一週間前には文章力を完成させることができた。
もう1つは小石川特有の発想力を求める問題だ。このような問題を考えられる頭にするため、吉野先生には理科や社会も教えてもらった。その副産物として設問中にある言葉の意味をよく理解できるようになった。冬期講習の後半からは過去問に取り組み、問題に慣らした。
この際、問題を最後までこなせず相談してみると、「この問題量を45分でこなせる小学生はまずいないから、あせる必要はない。」とアドバイスを受け、前向きになることができた。そのお陰で試験にリラックスして臨むことができ、適性検査Ⅱで問題を落としてもあせらずに適性検査Ⅲに進めた。吉野先生のこのアドバイスがなければ変な力や考えが湧いてしまったと思う。
このようなピンポイントの指導のお陰で他の習い事と両立しながらも小石川に合格することができた。いつも根気強く教えてくれた先生や支えてくれた周囲の方々、大変お世話になりました。ありがとうございます。
平日は毎日自習室通いで大変だったが、がんばって本当によかった。これからもどんな物事にも努力を重ねたいと思う。(2020)