東京学芸大学合格のOさん
努力が実を結び、見事東京学芸大学合格!
東京学芸大学合格体験記
私は多分、人よりも大学進学を決めるのが遅かったと思う。推薦は7月、一般は9月に受験すると決めた。元々、専門学校に進もうと考えていたのと、高校が総合学校という事があり、ほぼ全くと言っていいほど、勉強していなかった。そんな私が東京学芸大学に合格する事ができたのは、たくさんの人のサポートと自身のやる気が大きいものだった。
推薦の受験方法は、面接とデッサンと小論文だった。デッサンは元々の能力もあったため、夏休みと放課後に1日1枚を目標に練習した。小論文は、学校が対策を行ってくれなかったため、プラドアカデミーにて、対策をしてもらった。個人的に一番心配であったが、先生と共にリライトなどをしていく事で、少しずつ自信が持てるようになった。先生は私が書いてきた小論文1枚1枚、このように書いたら良いんじゃないと自分が書いた小論文を渡してくれていた。とてもありがたかった。さらに、受験直前になると、授業の振り替えの分を小論文対策にあててくれたのだ。そのおかげで推薦入試では、納得いく小論文が書くことができた。小論文は2日に1枚でやっており、受験直前は、1日2枚で練習していた。
面接は、授業終わりに個別に対策してくれた。緊張した時の対応の仕方や、話し方等、細かな部分まで指導して下さった。面接は、登下校の際にボソボソと言いながら、練習していた。これらの努力が実ったのか、推薦で合格することができた。
しかし、やはり辛い事も経験するのが大学受験である。一般を受験する事も考えて、勉強しなければいけなかったため、推薦の勉強と一般の勉強の両立が辛かった。すべての時間を勉強に使い、時には寝ずに学校へ行く事もあった。辛い時ほど追い込むべきだと母から教えられていたため、やめるという考えは頭になかった。しかし、空回りしていたのか、毎日涙を流しながら過ごしていた。そんな中、先生は何度も私を気にかけてくれた。睡眠や少しの息抜きなど、適度な休憩の仕方を教えてくれた。そのおかげで、途中で身体を壊すことも、諦める事もなく、やりきることができたのだ。
私は、大学受験を通してたくさんの人の事を学んだ。「人への感謝」、「努力は報われる事」、「睡眠は大切」、「死ぬ気でやれば、全てなんとかなる」等、自身の成長にもつながった。サポートしてくれた、親、妹、先生、その他の人々にとても感謝している。私は、自身の夢を叶えて、恩返しをしていきたい。
(2022)